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エコーの有用性 ③治療編 -関節注射-

[2023.09.16]

運動器エコーの有用性をお話しするシリーズの第3弾になります

 

 

 

エコーが診断において有用なことは

前回までのブログで書かせていただきました

 

 

さらに、エコーが有用なところには、

「治療」があります

 

 

 

なぜ「治療」に有用なのか

 

それは端的にいうと、

 

 

「全てが見えているからです」

 

 

 

見えてなくても治療できるのは神業です

 

ただ、私がされるなら
ちゃんと見て治療してほしいな

と思ってしまいます

 

 

・その壱 「関節注射」

 

 

整形外科では肩関節や膝関節に注射することがよくあります

 


関節は袋になっているので、

きちんと中に液体が入ればあまり痛くありません

 

 

しかし、たまに


注射が異常に痛いし、

その後も2-3日痛い

 

なんて、経験はありませんか?

 

 

 

 

「関節のに薬液が漏れてしまうと非常に痛いです」

 

 

ある論文では

エコーを使わないで関節注射した時の確率は

 

肩関節:64%
膝関節:81%

 

と報告されています

 

 

その論文の中では
エコーを使った場合は

 

肩関節:100%
膝関節:95%

 

と格段に確率があがります

 

 

どちらが良いでしょうか

 

 

 

 

・その弐 「ハイドロリリース、ブロック注射」

と、いきたいところですが、少し長くなってしまっているので


こちらはまた次回に持ち越します

 

 

健康的に美しく

Be active aging !!

 

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