カラダの見える化のすすめ ①ホネの見える化(骨密度測定)編
今回は当院で行っております、カラダの見える化検査について説明します。
同じ年代の方でもとても若く見える方もいれば、逆にとても老けて見える方もいらっしゃりますよね?年齢を重ねるごとに内臓だけでなく、カラダの骨格(筋肉や骨など)も変化していきます。
そこで当院では、まずはカラダを見える化して「自分自身を知ること」が大切であると考えております。
自分の現在の状態がわかることで、健康的でアクティブな生活を送るため、また、エイジングケアに対してのモチベーションに繋げて頂ければと思います。
当院では現在、①ホネ ②筋肉 ③血管 ④エイジング(糖化度)の4つを見える化することが可能です。
① ホネの見える化:骨密度測定
骨は20歳くらいまでは強くなっていきますが、その後45歳くらいから少しずつ弱くなっていきます。
特に女性の場合、ホルモンバランスが崩れる時期(更年期や閉経)に急に弱くなります。
弱くなった骨を強く戻すことはなかなか難しいため、弱くなる前に早めに対応していくことが大切と言われています。そのため、まずはホネの状態を見える化していきましょう。
骨密度の測定方法はいくつかあるため、それぞれの違いを説明します。
- 踵での超音波法(Q U S法)
健康診断等で行われている方法で簡易に測定可能であり、X線も使わないのでお子様や妊婦さんにも安全に使用できる点はメリットです。しかし、誤差が大きいことからガイドラインでは『骨粗鬆症の診断には用いることはできない』とされています。
- 手でのMD法
大きな装置も必要ないことから、内科クリニックや診療所でもよく使用されています。しかしながら、誤差が大きいこと、骨粗鬆症で減りやすい海綿骨が評価できない点があります。骨粗鬆症治療薬は主に海綿骨に影響するため、『治療開始後のモニタリングには適していない』のが欠点です。
- 腰椎・大腿骨・前腕骨でのD X A法
測定精度が高いため、骨粗しょう症ガイドラインでは、『骨密度測定はDXA法による腰椎、大腿骨近位部の骨密度測定が原則』とされています。一方、前腕骨の測定は、大腿骨、腰椎の測定または評価が不能な患者や著明な肥満の患者に限定するとされています。X線を用いますが、被ばく量は胸のレントゲンの1/6とかなり少量です。
当院ではガイドラインで推奨されている腰椎・大腿骨でのD X A法を用いて検査致しますので、現在のホネの状態を正確に測定することが可能です。
予約なしでも測定可能ですので、お気軽にお越しください。
また、豊中市の骨密度健診も行っておりますので、40歳からお葉書が届きました方も是非お待ちしております。
アクティブに痛みのない生活ができるように Be active aging!