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骨粗しょう症① -骨粗しょう症ってどんな病気??-

[2024.07.30]

皆さまも「骨粗しょう症」という言葉は聞いたことがあると思います。

いったい、どんな病気なのでしょうか??

 

 

 

骨粗しょう症は、

骨密度が低下し、骨が脆くなる状態です。
骨が脆弱になるため、骨折のリスクが高くなります。

 

 

 

特に、

脊椎(せぼね)、大腿骨(こかんせつ)、手首

などが影響を受けやすいです。

 

骨が弱くなると転倒などの軽微な外傷でも、

せぼねの圧迫骨折(いつもまにか骨折)大腿骨の骨折が起こってしまい、

 

寝たきりの原因にもなりえます。

 

 

 

【診断】

骨粗しょう症は、骨密度を測定する検査(DEXA)で診断されます。

 

 

また、採血にて骨代謝マーカーを測定することで、

骨形成(骨をつくる骨芽細胞の働き)

骨吸収(骨を壊す破骨細胞の働き)

バランスをcheckすることも重要です。

 

 

★ 当院の骨密度測定方法は脊椎と股関節の両方を測定するD X A法を採用しています。

 10分程度で撮影可能です。

 

★ 豊中市の骨密度検診の予約はこちらより

  (女性で40・45・50・55・60・65・70歳になる人が対象です)

 

 

一般的には年齢によって骨が脆くなると言われていますが、多数の病態があります。

 

【骨粗しょう症の種類】

  1. 原発性骨粗鬆症

  *閉経後骨粗鬆症(女性ホルモン(エストロゲン)が低下することが原因)

  *老年性骨粗鬆症(年齢とともに骨密度が低下し、男性にも見られる)

 

 

  1. 二次性骨粗鬆症

  他の病気や状態が原因で発生します。

  *内分泌疾患 (クッシング症候群、甲状腺機能亢進症など)

  *消化器疾患 (クローン病や潰瘍性大腸炎など)

  *ステロイド性骨粗鬆症(長期間のステロイド治療)

  *生活習慣や病歴(運動不足、喫煙、過度のアルコール摂取など)

 

 

  1. 妊娠関連骨粗鬆症

   妊娠中や出産後に骨密度が低下し、骨折リスクが高まる状態です。

 

 

  1. 骨形成不全

   先天性のコラーゲンの異常による骨の疾患で、骨折しやすい体質を持つ病気です

 

など多数の原因が考えられます。

 

 

骨に自信がある方でも一定の年齢になれば、骨密度検査をしてみるのがお勧めです。

 

 

次の回では、全ての女性の年齢を重ねるごとに起こる、

「閉経後骨密度低下の原因」

をさらに詳しく紹介していきたいと思います。

 

 

健康的に美しく

Be active aging !!

 

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