骨粗しょう症③ 骨粗しょう症の予防はどうしたらいいの??
前回のブログで
「女性は閉経に伴い女性ホルモンが低下し、
その後急激に骨量が低下してしまう」
と書きました。
年齢と共に骨量は低下してしまうのは、仕方のないことなのでしょうか?
しかし、できれば骨粗しょう症にならないようにしたいですね
まずは、事前の予防が大切です
では骨粗しょう症になりにくいカラダを作るのは
どのようにすれば良いでしょうか?
予防策としては
- 成長期にカラダを作って、もともとの骨量を高くしておく
- 骨量が落ちにくい健康なカラダを維持する
- 骨形成を促す材料(栄養)を充分に摂取する
が大切です。
- バランスの取れた食事
ホネ作り(骨形成)のためには、しっかりとした材料(栄養)が必須です。
カルシウム:骨の主要な成分であるカルシウムを豊富に含む食品(牛乳、チーズ、ヨーグルト、豆腐、小魚など)を摂取することが大切です。
ビタミンD:カルシウムの吸収を助けるビタミンDを摂取することが重要です。ビタミンDは日光を浴びることで体内で生成されるほか、魚類(サーモン、マグロ、サバなど)や強化食品(ビタミンD強化牛乳など)から摂取できます。
ビタミンK:骨の健康に寄与するビタミンKを含む緑黄色野菜(ほうれん草、ブロッコリー、ケールなど)を摂取します。
たんぱく質:適切な量のたんぱく質を摂ることも骨の健康に寄与します。
- 定期的な運動習慣
ウォーキング、ランニング、テニス、ダンス、筋トレなどの骨に
適度な負荷をかける運動が骨密度を維持・向上させます。
- 生活習慣の見直し
禁煙:喫煙は骨密度を低下させるリスクがあります。
アルコール摂取の制限:過度なアルコール摂取も骨密度の低下につながるため、適量にとどめることが重要です。
- 定期的な健康チェック
骨密度検査:定期的な骨密度検査を受け、自分の骨の状態を把握することが大切です。
特に40歳以上の女性やリスクの高い人は医師と相談して検査を受けましょう。
★当院では脊椎と股関節の両方を測定するD X A法を採用しています。
10分程度で撮影可能です。
★豊中市の骨密度検診の予約はこちらより
(40・45・50・55・60・65・70歳になる女性が対象です)
5. サプリメントの活用
必要に応じたサプリメント:食事だけで十分な栄養が摂取できない場合、医師の指導のもとでカルシウムやビタミンDのサプリメントを利用することも考慮します。
やはり予防が大切ですよね。
いつまでも若いカラダを維持していくために
Be active aging ‼︎