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大阪・北摂PRP再生医療部門

 

 

膝・肩・股関節などの関節痛でお悩みの方

 

変形性膝関節症をはじめとした関節疾患に対してのこれまでの治療は、大きく分けてこれ以上悪くならないことを目的とする”保存療法”と、手術により原因を取り除く”手術療法”の2つしかありませんでした。

 

いまではこの2つの隙間を埋める治療として「バイオセラピー」が登場しています。バイオセラピーとは患者さん自身の血液などの組織を使って組織の再生や炎症の軽減が行える治療です。

 

当院では「いまの治療に満足できないけれど、手術はしたくない…」といった患者様に、バイオセラピーをご紹介しております。

 

 

スポーツ障害、アスリートの方

 

再生療法はゴルフのタイガー・ウッズ選手や、野球では大谷翔平選手が怪我の改善に活用したことで話題になりました。

アスリートの方はスポーツ障害によって大切な試合に間に合わないパフォーマンスが出しきれないなどで悔しい思いをしているケースもあると思います。

そのようなアスリートには早期回復、早期復帰を目指してバイオセラピーを使うことをお勧めします。

 

 

治療を受けられる疾患・症状

 

・なかなか治らない膝や肩や足の痛み
 変形性膝関節症、変形性足関節症、腱板損傷、半月板損傷、軟骨損傷

・急性期のスポーツ傷害
足関節靭帯損傷(捻挫)、ハムストリング筋腱損傷(肉ばなれ)

・難治性のスポーツ傷害
 上腕骨外側・内側上顆炎(テニス・ゴルフ肘)、膝蓋腱炎、アキレス腱炎

 

当院のバイオセラピー

 

・PRP療法(2023年11月開始)

私たちの血液には、赤血球や白血球、血小板と呼ばれる成分が含まれ、それぞれに役割があります。

血小板は、皮膚が傷ついた時や捻挫、打撲などのけがをした時に、傷ついた場所を治すはたらきがあります。また血小板に含まれる、傷んだ体の組織を治す物質は成長因子と呼ばれます。

PRPとは、Platelet Rich Plasmaの略で、多血小板血漿のことです。

多血小板血漿とは、血液中の血小板を濃縮して活性化したもので成長因子が多く含まれます。傷の治りを促進する成長因子が多く含まれるPRPは、私たちがもっている治癒能力や組織の修復能力、再生能力を引き出すと考えられています。

P R P療法の流れ

1. 問診・診察
2. P R P療法の材料となる採血(20㏄)します
3. 当日に遠心分離処理を行ってP R P抽出します
4. そのまま患部に投与します

 

・PFC-FD™療法

PFC-FD™は、血小板の力を活用する治療法であり、血小板由来成長因子濃縮液を凍結乾燥保存したものの商品名・サービス名となります。
「PFC-FD」は、セルソースが Platelet-Derived Factor Concentrate Freeze Dry という造語の頭文字から名付けました。

【PFC-FD™療法】についてのより詳しい情報は下記リンクに掲載されていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

 

PRPを応用した技術

「PRP(多血小板血漿)療法」がありますが、PFC-FD™療法はそのPRP療法を応用した技術です。自分の血液を50ml採取し、厳格な管理がなされた施設で加工し、成長因子だけを取り出し、冷凍乾燥(フリーズドライ)させます。その後、傷ついた部位に注入することで様々なサイトカインが自己修復を促し、痛みの緩和や傷ついた部位の機能改善を目指します。

 

PFC-FD™療法の流れ

 

1. 問診・診察
2. PFC-FD™の材料となる採血(49㏄)します。これをセルソース株式会社に送付します。
3. セルソース株式会社にて感染症の検査を行います。感染症がない場合PFC-FD™を作成します。
(感染症検査によって注射ができなかった場合は、診察・処置・検査代として16,500円(税込)をいただき159,500円(税込)を返金致します。)
4. 3週弱で完成したPFC-FD™が当院に送られ、注射が可能となります。
5. 都合の良いタイミングで患部に注射します。

 

・APS療法(近日導入予定)

APS(Autologous Protein Solution:自己タンパク質溶液)は、患者さんご自身の血液から炎症を抑える良いタンパク質を高濃度に抽出したものです。

APSはPRP(多血小板血漿)から精製されるため、次世代のPRPとも呼ばれています。

関節の痛み専用のPRP、それがAPSです。

 

APS療法の流れ

1. 問診・診察
2. APS療法の材料となる採血(55ml)します
3. 当日に遠心分離処理を行ってAPS抽出します
4. そのまま患部に投与します

料金について(自費診療)

 

PRP療法

問診、採血、注射総額 55,000円(税込)
       ※ 学生の方は35,000円(税込)

 

PFC-FD™療法

問診、採血、注射総額 176,000円(税込)

 

APS療法

問診、採血、注射総額 330,000円(税込)

再生医療の効果と持続時間

PRP治療は、自分自身の治癒能力を引き出す治療法なので従来の痛み止めの内服などで症状が良くならなかった患者様でも効果を期待できます。

また、変形性膝関節症に対してヒアルロン酸の注入が行われることがありますが、ヒアルロン酸は関節内から3日で消失します。

一方でPRP治療は、1回の治療で6~12ヵ月間は効果が持続するといわれています。

ただし、治療の効果や効果の持続期間には個人差があります。

 

再生医療の安全性

PRP治療は自分自身の血液を使用するため、アレルギー反応や拒絶反応なども出ないので安全に行うことができる治療法です。

また、PRP治療は厚生労働省から認可を受けている医療機関でしか行うことのできない治療法なので安心して受けることができます。

 

再生医療のデメリット

保険適用外の自由診療のため、治療費は全額自己負担です。
注射後、一時的に注入部に痛みや炎症(熱感、赤み、腫れ)を伴うことがまれにあります。

個人の血小板やそれに含まれる成長因子の働きによって、効果には差がでます。
悪性腫瘍、感染症のある方は治療を受けることができません。

 

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