体外衝撃波治療
このような「なかなか治らない痛み」にお悩みの方へ、当院では体外衝撃波治療(ESWT)を導入しています。
体外衝撃波治療とは?
体外衝撃波とは、音速を超える圧力波を体の外から患部にあてることで、痛みを軽減し、組織の回復を促す治療法です。
切らずに短時間で行えるため、手術に抵抗のある方やスポーツを続けながら治したい方にも適しています。
当院が対応する主な症状
【1】難治性の痛み(中高年の方によくみられます)
- 足底腱膜炎(※保険適用あり)
- アキレス腱付着部症
- テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
- 石灰沈着性腱板炎(肩の石灰性炎症)
- 変形性膝関節症に伴う骨挫傷(BML)
【2】スポーツ障害や疲労骨折(若年~アスリート)
- 疲労骨折(すね・足・骨盤など)
- 骨折の遷延治癒(偽関節)
- 腰椎分離症(成長期のスポーツ障害)
- シンスプリント(すねの内側の痛み)
- 難治性膝蓋腱炎
- 肘・膝の離断性骨軟骨炎(OCD)
当院のこだわり:2種類の衝撃波を完備
当院では、症状や目的に応じて2種類の衝撃波治療機器を使い分けています。
特に、集束(収束)型体外衝撃波を導入している医療機関は全国的にも限られており、当院ではより専門的で効果的な治療をご提供できる体制を整えています。
よくある質問(Q&A)
Q. 治療は痛いですか?
A. それぞれの方の「我慢できる限界の衝撃」を与えるのが効果的と言われていますので、皆様の痛みと相談しながら施術します。無理をすることはありませんのでご安心ください。
Q. どのくらい通う必要がありますか?
A. 通常は1〜2週間ごとに1回、合計3〜5回程度を行います。その後効果判定を行い、治療を継続するか決定します。状態に応じて医師がご提案します。(疲労骨折・偽関節は筋・腱障害より時間がかかることが多いです。)
Q. スポーツや仕事に影響はありますか?
A. 治療直後から通常の生活や運動が可能です。大会前のコンディショニングにも適しています。
Q. 副作用はありますか?
A. 疼痛の増悪、皮下出血、腫脹、しびれ感を感じることがありますが、ほとんどが一過性の症状です。
費用のご案内
対象疾患
|
費用(税抜き)
|
難治性足底腱膜炎
(保険適用・片足)
|
15,000円(3割)/5,000円(1割) ※計3回
|
その他の疾患
|
一般:7,500円/回(予約診療料)
学生:5,000円/回(予約診療料)
|
- 治療は基本的には予約制です(通常の保険診療に加えて「予約診療料」として算定されます)
- 初診時に医師の判断のもと、内容と費用についてご説明いたします
ご予約について
-
完全予約制となっております。お電話またはご来院時にご予約ください。
-
キャンセルポリシー:キャンセルは前日までにご連絡ください。無断キャンセルの場合は次回以降の予約をお断りする場合があります。
まずはお気軽にご相談ください
「この痛み、どうにかしたいけど…手術はちょっと」
「部活や大会を休めない」
そんな方にとって、体にやさしく、通いやすい選択肢として体外衝撃波治療があります。
ご自身に合うかどうか、医師が丁寧にご説明いたします。まずはお気軽にご相談ください。