メニュー

エコーって診断に有用? ②「捻挫」「50肩」のエコーを使った病名とは

[2023.09.14]

前回のブログで「捻挫」「50肩」の病名が

受傷起点や症状がそのままになっているのが

なんか変だなと書きました

 

 

では、エコーを使うとどのような病名になるのでしょうか?

 

 

・ いわゆる「捻挫」

捻(ひね)って、挫(くじ)くという受傷起点がそのままでしたが、、

捻挫と言われている病態は、ほとんどが靭帯損傷です。

 

 

レントゲン検査では骨はうつりますが、靭帯は見えません

 

 

 

これをエコーで見ると・・

 

 

前距腓靭帯損傷

 

 

 

 

・前下脛腓靭帯損傷

 

 

 

 

・二分靭帯剥離骨折 (赤三角の所)

 

 

 

 

・ いわゆる「50肩、肩関節周囲炎」

50歳くらいの肩周りの炎症という年齢と現象でしたが、、

 

 

エコーで見ると・・

 

 

 

・上腕二頭筋長頭炎

 

 

 

・石灰性腱板炎

 

 

 

みたいに

「組織名」+「病態」

という診断名に変わります

 

これによって、治療方法(安静期間・松葉杖の有無)も変わってきます

 

 

小さな骨折や未熟な石灰はレントゲンでは見えないも多いです。

 

 

つまり

整形外科・運動器診断にはエコーは必須

といえますね

 

 

 

ただの「捻挫」「50肩」と言われていても、

なかなか治らない時は

 

何か大事な病態が見えていない

 

だけかもしれません

 

 

しばらく続く症状がある際には

お気軽にご相談くださいませ

 

健康的に美しく

Be active aging !!

 

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME