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エコーの有用性 ④治療編 -ハイドロリリース、ブロック注射-

[2023.09.22]

運動器エコーの有用性をお話しするシリーズの第4弾になります

 

 

・その弐 「ハイドロリリース、ブロック注射」

 

 

 

ハイドロリリースはごく少量の麻酔薬が入った生理食塩水で

 

筋膜(ファスシア)や神経のまわりを広げる(リリースする)方法です

 

 

これによって筋肉や神経の癒着による、

動きの制限や痛みの症状を改善

することができます

 

 

たかが水を入れるだけで・・?

 

と、思われるかもしれませんが

 

 

大変キレがよく、

痛みが一瞬で消えてしまうこともあります

 

 

 

 

「痛みは神経が伝達する」

 

ことを考えれば、当たり前かもしれませんね

 

 

しかし、この手技は神経のすぐそばに注射する必要があります

 

間違って神経をさしてしまったら・・

 

 

「エコーで見えているから大丈夫です」

 

 

【腋窩神経リリース】

 

 

 

神経ブロックもエコーを用いると大変安全です

 

エコーがない時代の神経ブロックはナニで見ていたの?

 

それは、レントゲン透視です

 

しかし、前々回のブログにも書きましたが、

レントゲンは骨を見るためのもので、神経は見えません

 

 

なので、一度刺して、「痛っ」となって

はじめて神経を見つけているのです

(神経さん、かわいそうですね・・)

 

 

エコーは神経を見逃しません

 

 

なので「安心」「安全」「確実」な

ブロックが可能です

 

【頚椎神経根ブロック】

 

 

 

また最後にエコーの利点として、


手技が診察室だけで完結する

 

ところだと思っています

 

 

 

 

その場で「診断」して、

 

そのまま「治療」

 

 

 

なんかとてもスマートではないでしょうか

 

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