バレーボール
1.バレーボールとは
2.バレーボールのルールの違い(6人制・9人制)
3.バレーボールの専門的動作
・アンダーハンドパス・オーバーハンドパス
アンダーハンドパスは主にレシーブ、オーバーハンドパスは主にトスで多用される。
ボールの速度と軌道から落下点を瞬時に判断して素早く行動し、的確な位置にボールを
上げる技術が必要。オーバーハンドパスの方がボールの落下点の真下に正確に入る必要
があるが、攻撃に有効な位置に正確に上げられるメリットがある。
・アタック
サーブを除く攻撃全体の総称で、相手コートへの返球動作の全てであり、ジャンプしてボ
ールを叩くように打ち込むスパイクと、相手のスペースを狙って緩く返球するフェイントがあ
る。攻撃に有効な位置でボールを空中で捉え、アタックできるジャンプ能力が求められる。
・ブロック
相手チームの攻撃に対する守備技術であるが、高度な技術を習得することで攻撃的な要
素にもなりうる。ブロックの目的は、相手のアタックコースを限定したり、ブロックにボールを
当てて軌道を変化させ次のプレーをしやすくしたりする目的がある。
4.バレーボールに求められる体力
これらを意図的に鍛える必要がある。
スパイク、ブロックに必要な筋力、レシーブに必要な動きのトレーニングである必要があり、持久力については、1試合を戦い続けることができる体力であり、最高のジャンプを継続的に発揮できる力である
5.バレーボールに多い障害
バレーボールは、反復したジャンプ動作や、サーブやレシーブ、スパイク、トスなどが多いこと から、下記のような外相と障害が多く発生します
|
急性外傷 | 慢性外傷 |
上肢 |
突き指 (骨折・脱臼・腱断裂・靭帯損傷) 打撲 |
インピンジメント障害・投球障害 腱板損傷 肩関節亜脱臼症 SLAP 損傷 |
下肢 |
足関節捻挫 膝前十字靭帯・内側側副靱帯損傷 肉離れ |
ジャンパー膝 シンスプリント アキレス腱炎 オスグッド・シュラッター病 |
体幹 |
椎間板ヘルニア | 筋・筋膜性腰痛 腰椎分離症 腰痛 |
※各部位別の傷害発生率は、男子:27.6%、女子:23.8%と膝関節の障害が最も多く、次いで 足関節の障害が男子:21.7%、女子:14.7%であり、下肢障害が多く見られる傾向にあリます。